KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"の感想と雑記

本来ならいつもコンサート行った後にやるようにちゃんとレポをここに残そうと思っていたのだけれど、自分の用のレポは手帳にびっしり書いた*1のでそれで満足してしまったのと、各雑誌・テレビ誌、ジャニーズwebによるレポが出回る時期になってしまったのでここにはざっくりとした感想を残す。

 

10Ksコンは名古屋と東京1日目の2日間参加した。本当は東京は3日間行く予定だったのだが、前日に状況が変わり参加できなくなった。2日間行けなくなったことによるネガティブな気持ちよりも1日でも東京に行けて良かったという気持ちが今は強い。

名古屋公演は公演中ところどころで涙が出てきた。なんならReal Faceで中丸くんが観客に向かって手を振ってるだけで泣いていた。3人になってもKAT-TUNを続けてくれたことへの感謝なのか、田口くんがいなくなったことへの寂しさなのか、近い未来に訪れる充電期間への悲しさなのか、自分が流しているはずなのに涙の理由がどの要因なのかわからなかった。

それと打って変わって東京公演初日は「楽しかったーー!!!やっぱりKAT-TUN最高かよ!!!」っていう感想しかなかった。自分にとって充電前最後だからもっと泣いたりなんだりするのかと思ったのだが、そんなことは一切なかった。それよりも一度は生で拝みたかった水演出を見ることができた感動と、亀梨くんがソロで段取り間違えてしまって慌ててるかわいらしい姿と、上田くんが投げた手りゅう弾の音にびっくりしたのと、中丸くんがスタッフにタオル渡して『あの子に渡して』と指示していた光景の印象が強すぎて悲しみが吹っ飛んで行った。『くっそ、こんなKAT-TUNコン楽しいのにこれが一定期間見れなくなるだなんて人類の大きな損失以外の何物でもない!!』ってくらいの勢いである。あー楽しかった。

今回のセットリストはベストアルバム+ハイフンセレクション中心のものだった。正直言うとJETやFEATHERS、TOKYO STARRYに雨に咲く哀、夜に泣く藍といった直近リリースの名カップリング曲たちがないのは物足りなかったが、3人が集まったファンに見せたかったのはこの10年間の歩みと成長した自分たちなんだろうなぁと思うと、自然と納得できた。途中にTEN-Gや中丸クリニックといった昔のコンサートでやっていたネタも登場した。DVDで見たりして知識としては知っていたものを生で見ることができるのは嬉しかった。最初見た時は「これは昔からのファンの人は嬉しいだろうなぁ」と漠然と思っていたのだが、今考えてみると私のようなここ数年でファンになった人にあの頃を追体験させてくれていたのかもと感じる。なんてったって初見にも優しい毎回解説付きなのである。コンサートを通して伝わるKAT-TUNの途中から船に乗った人をおいてきぼりにしない姿勢が凄く好きだ。

バックダンサーもいない3人だけのコンサート。それでもドームはKAT-TUNにとって広すぎることはなく、完全にあの空間を制圧していた。中丸くんが連載で『KAT-TUNはこの規模の空間演出の達人になりたいです』と語っていたが、あれ以上を目指すとなると行く着く先はどうなるんだろうな。これは充電期間後に行われるであろうコンサートに今から期待しかない。

 

 

ベストアーティストで田口くんがKAT-TUN脱退を発表してから3月末までの期間は本当に色んなことがあったし、当時は「なんで?どうして?」といった疑問符ばかりが頭の中でずっとループしていた。シングル2枚、ベストアルバムの発売という嬉しい話題もあったものの、やはり3月になり1つずつレギュラー番組が終わっていく現実を受け止めるのはなかなかつらかった。3大ドームツアー決定、そして充電期間の発表。”躁鬱ジェットコースター”という単語を最初に考えた人のセンスには脱帽である。結局、田口くんは最後まで何も語らず、KAT-TUNを去って行ってしまった。

4月1日になってすぐジャニーズwebのプロフィールが差し替えられ、こんな時だけ仕事が早いんだなーと思っていたが、それ以上に予想を超えるスピードだったのは田口くんのSNS登場だった。早すぎてびっくりしたわ。「どうかどこかで元気でいてくれたら…」くらいに思っていたのに、すぐに元気な姿を見ることになった。ただSNS登場が早かったことで、「ああ、もう彼はジャニーズじゃないんだなぁ」という実感することができた。自分の心の中で一区切りができたのは確かである。もしかすると『諦めがついた』というのが正しいのかもしれない。

 

そしてドームツアーを経て、充電期間に入ったわけだが個人的にはなんだか今の方が気持ちがすっきりしている。

この数か月の『終わることに怯え、不安を抱えて過ごした時間』よりも現在の『いつかは始まると信じて、希望を持って待つ日々』の方がとても前向きな気がするのだ。例え後者に期間の設定がなくても*2。だって充電期間の後には充電完了したKAT-TUNが待ってるわけでしょう?それってとっても楽しみじゃない?充電期間後って充電期間前よりパワーアップしていることが前提なのだから。なんかこういう風に書いていると『自分にそう言い聞かせないとダメな人』みたいな感じですごく嫌なんだけど、実際に心からそう思っている。

個人的にKAT-TUN充電期間中に避けたいことは『待つことに疲れて、待つことをやめてしまうこと』である。だから個々の活動はもちろん全力で応援するけど、待つこと自体に対してエネルギーは極力使わないようにしていきたい。どうすればそんな芸当ができるか皆目見当がつかないけど。理想的なのは個々の活動応援したたらあっという間に時が過ぎて、よし充電終わった!ぐらいなんだけど果たしてこれからどうなるんだろうね。

とりあえず充電期間中に中丸くんが綾野剛さん*3と共演してくれることと、充電期間終わったらKAT-TUN斉藤和義さん*4が楽曲提供してくれることを願いつつ日々を過ごしていこうと今は思う。

 

 

東京公演初日の最後に亀梨くんが「僕らの決断を信じてください」と話していたその言葉を私は何よりも信じている。

*1:なんならその写真をアップしてレポにしたかったが文字が小さすぎて断念した。

*2:もちろんこの2つを比較する必要がないような状態が一番だという認識を忘れているわけではない。

*3:俗にいう俳優界の自担。ちなみに希望としては中村文則 著『銃』の主人公を中丸くん、途中出てくる刑事を綾野さんに演じて欲しい。

*4:一番好きなミュージシャン。新曲のマディウォーターをぜひKAT-TUNとコラボして欲しい。

中丸くんに興味を持った理由は完全に内面だったなという話

たまにTwitter上でJUMPの山田くんが「外見に興味が無かったら中身を知ろうと思わない」と発言していた画像*1を見かけることがある。見かける度に「うんうん、わかるー」と思ってはいたのだが、一番大切なことを忘れていた。

 

そういえば中丸くんへの興味の持ち方は『内面への興味100%』だった。

 

ちなみざっくりとした興味を持った経緯は以下のブログ記述済なので該当箇所を引用させてもらう。

ktn-maki.hatenablog.com 

 

唯一きっかけと言えるなら少プレよりも前のシューイチ、確かスポーツコーナーのW杯の代表が誰になるかという話題でヒデさんから「中丸くんどうする?代表に呼ばれたら」という何気ない質問に「ダメです!今うち人数少ないんで!」と至極真面目に答えていたことである。

 

そうこれが全てのきっかけ。なんでこれで興味を持ったのかと今更ながら思う。今でこそシューイチ出 中丸担の私だが、興味を持つきっかけになったシューイチを見る前の中丸くんの記憶がまったくない*2。それ以前からシューイチは見ていたはずなので、ここまでで外見への興味が1ミリでもあれば1回くらいは『中丸雄一』をググってもいいはずである。でもそんなことは1度もなかったので、上記の発言があったからこそ私は中丸雄一という人間に興味を持つことができたのだと確信している。そして知れば知るほど内面への興味が尽きない人物であることを実感させられた。シューイチだと冷静なコメントができ、好青年オーラもばんばん出ている印象が強いが、実際はアイデアマンでとても頑固な一面もあるし、コンサートではタオルを投げずにスタッフに指差しで『あの子に渡して』と指示するようなタイプだ*3。ホント頭の中どうなっているか覗いてみたいジャニーズ不動の1位である。そんなことを先日メレンゲの気持ちを見ながら考えていた。

 

だから正直言うと中丸くんのあの顔がものすごく好みというわけではない。もちろん好きな方ではあるが、あの内面にあの顔だからまとめて好きなのである。ちなみに正面からの表情よりも横顔の方が好きだ。

 

 

KAT-TUNが充電期間に突入し、グループとしての活動がなくなってしまったのが非常に寂しい。そしてKAT-TUNの中で発揮されていた中丸くんのアイデアマンな一面が表に出る機会が充電期間中にないのは非常にもったいないので、ぜひ一人舞台をやって欲しい。お金なら出すから。むしろお金を使う機会をください。どうかよろしくお願いします。

 

 

*1:どういう経緯でそういう発言をしたかまでは知らない

*2:なんなら興味を持つ前のKAT-TUN自体の記憶がほとんどない。ほぼReal Faceで止まっていた

*3:4/29東京ドームにて実際に目にした光景